事業紹介

レール溶接工事

ゴールドサミット溶接

ゴールドサミット溶接は、レール溶接の約40%を占めています。

ゴールドサミット溶接

ゴールドサミット(GS)溶接は、当社が 1979 年にドイツのエレクトロ・テルミット社と提携し、世界最高品質の * テルミット溶接工法 “*SkV” をわが国の鉄道へ適合できるようにしたレール溶接です。現在 GS 溶接は、日本のレール溶接施工の約 40% を占めています。

*1 テルミット溶接: 酸化鉄薄片とアルミニウム粉末の化学反応による熱を利用して作った溶鋼を継目部に充填する溶接。
*2 SkV: Thermit-Schnellschweiβverfahren mit kuzer Vorm rmung(短時間予熱による迅速溶接工法)

特長

  1. 1短時間で溶接ができ軌道上の3次溶接に最も適した工法です。
  2. 2使用する機器が軽量であるため、機動力に優れています。
  3. 3安定した品質の溶接が得られます。

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ゴールドサミット溶接ラインナップ

ゴールドサミット溶接

レールとレールの間に 25mm の遊間を取り、レールの形に合わせた型 ( モールド ) の中に溶鋼を流し込んで固める溶接工法です。レールの損傷部を除去する場合は、損傷部の両端を切断し、短レールを挿入しその両端をゴールドサミット溶接で溶接します。

段差モールド

新旧レールを溶接する場合、多くの場合、旧レールは頭頂部が摩耗し新レールとの間に段差が生じます。ゴールドサミット溶接は 6mm までの段差に対応していますが、2mm 以上の段差については、予めモールド自体に段差をつけた段差モールドを用いることができます。

ワイドギャップ溶接

通常のゴールドサミットの遊間は 25mm ですが、ワイドギャップ溶接は遊間が 75mm あり、1口の施工で軽微な損傷の除去や、継目落ちしたエンクローズアーク溶接、ゴールドサミット溶接を除去して再溶接することが可能です。

THR(テルミット頭部補修)溶接

テルミット溶接を応用した方法で、レール頭頂面の損傷個所をガス切断で切り取り、そこに溶鋼を流し込んで溶接を行います。