先輩の声

峰製作所で働く社員のキャリアや仕事に対する想いをご紹介します。

業務内容

新日鐵住金株式会社八幡製鐵所様の構内に敷設されている鉄道(構内鉄道)の安全を守り、生産を確保するために、下記のような業務をしています。
(1)信号設備(信号所設備、自動信号、踏切警報機、踏切遮断機等)及び車上転換装置転てつ機等)の点検・検査及び整備作業。
(2)信号設備及び車上転換装置の故障発生時の検査及び復旧作業。
(3)無人信号所制御装置列車集中制御装置誘導無線設備の機能障害復旧対応。
(4)車両秤量機(ひょうりょうき)の点検作業と故障対応。

業務のおもしろさ・魅力、印象に残っている業務など

2017年7月の九州北部豪雨の際は、八幡製鐵所構内も各所で冠水して大きな被害を受けました。特に製鐵所の心臓部である高炉も臨時休風(操業中断)するという、大変な事態でした。この復旧には構内鉄道の再開が不可欠であり、まさしく私達の業務に高炉の操業再開が懸かっているという状況でした。そこで当日は全員が一丸となって24時間体制で作業を行い、迅速な構内鉄道の復旧により、操業再開に結びつけることが出来ました。この作業は非常に厳しく大変なものではありましたが、私達が八幡製鐵所の安全と生産を担っているという自負と大きな達成感を得る貴重な経験となりました。

『峰』だからできること

私の勤務する八幡支店は、新日鐵住金株式会社八幡製鐵所様の信号設備及び車上転換装置の点検・検査及び整備作業が主要な業務ですが、その部品や機器を同じ福岡県内の古賀市にある当社の九州工場で製作しているということは、大きな強みであると思います。八幡製鐵所様からの製品に関する色々なご要望、ご意見に対し、九州工場内にある技術研究所と力を合わせて対応します。このようにソフト(点検・検査及び整備作業といった技術・技能)とハード(部品や機器)の両面からお客様に対応することは、峰製作所だから出来ることだと思います。

今後の目標

信号制御に関する分野を強化していきたいです。まずは図面の読み取り能力を向上させ、信号操作盤の知識も深め、最終的には図面を一から作成できるようになりたいです。

学生へのメッセージ

私達の八幡支店は、20名中8名が20代という若い職場です。お互いが切磋琢磨し学び合う風土作りを心掛けています。皆んなが同じように発言出来る職場です。ぜひ仲間入りして下さい。

1日のスケジュール

 

出社

8:15

始業

 

支店始業ミーテイング

八幡支店の全員が参加し、宿直報告、各班の作業計画報告、安全指示、業務連絡等を行います。

8:30

各班ミーティング

各班で当日の作業について打合せを行います。

9:00

TBM後 現場作業

八幡製鐵所構内の複数現場へ到着後、TBM(ツールボックスミーティング:現場打合せ)を行い、作業を遂行します。

12:00

昼食

全員で事務所において昼食を摂ります。

13:00

TBM後 現場作業

午前の作業の続きを行います。

16:55

支店終業ミーティング

八幡支店の全員が参加し、各班の作業実績報告、業務連絡、ヒヤリハット報告等を行います。

17:00

終業

 

退社

学生時代のエピソード、趣味、休日の過ごし方など

休日には若手で誘い合って、野球やサッカー、ラグビーなどのスポーツ観戦によく行きます。また、たまには旅行やバーべキューをします。広島までスキーに行ったこともあります。

先輩の声 用語集

1.車上転換装置 ^

広大な製鐵所などの構内鉄道で、列車の運転手が運転手席から容易に進行方向を切り換えられるように工夫された転換装置。

2.転てつ機 ^

分岐器を動かし、線路を変えて列車の進行方向を切り換えるもの。当社の製品は全国の製鉄所構内を中心にご使用いただいている。

3.無人信号所制御装置 ^

列車の運転手が無線で信号所に送った信号により、自動で列車の進行ルートをセットする装置。

4.列車集中制御装置 ^

列車の運転手が無線で信号所に送った信号を元に、手動で列車の進行ルートをセットする装置。

5.誘導無線設備 ^

列車の運転手が進行ルートを信号所に無線で送信する装置。

6.車両秤量機(ひょうりょうき) ^

貨車に積載した荷物の重量を測るもの。

7.信号保安装置 ^

列車の位置やポイントの向き等を検知し、その状態を表示したり切り換える装置。

8.大型NC機械 ^

数値により制御された工作機械。プログラムにより加工の位置、方向、速度を制御する。

9.鉄道用分岐器、分岐器 ^

一つの線路から二つ以上の線路に分岐させる装置。これを動かすには転てつ機が必要。

10.トングレール ^

分岐器の先端に位置し、列車の進行方向を振り分ける部分。転てつ機はこの部分に取り付けられる。

11.クロッシング ^

分岐器の一部で、レールがクロスしている箇所。分岐した線路のどちらにも列車が進めるようになっている。

12.ガードレール ^

分岐器の一部で、クロッシングを通過する列車が脱線しないために敷設するもの。

13.ゴールドサミット溶接 ^

当社が1979年にドイツのエレクトロ・テルミット社と技術提携し、テルミット溶接工法(酸化金属とアルミニウム間の脱酸反応を溶接に応用したもの)を日本の鉄道へ適合できるようにしたレール溶接方法。従来のものより機動性に優れ、短時間で施工が出来る。在来線を中心に幅広く用いられ、現地で行うJR各社のレール溶接施工の約40%を占めている。

14.ガス圧接 ^

レール溶接方法の一つであり、レール接合部をガス炎で加熱して圧力を加えながら、レールを溶かすことなく接合する方法。

15.エンクローズアーク溶接 ^

レール溶接方法の一つであり、レールの形状に合わせて周囲を銅ブロックで囲み、溶接棒に電流を流し、放電の熱で溶接棒を溶かし、溶接する方法。

16.非破壊検査 ^

対象物を破壊することなく、キズの状況を調べる検査。目視や放射線や超音波、磁気などを使用してキズを調べる。

17.残留応力測定試験 ^

対象物に外から作用していた力が全て取り除かれた後に物体内部に残存している内部圧力を測定するもの。